昨日52歳になりました。

私の誕生日は、3月30日です。
新谷のり子サンの「フランシーヌの場合」で誕生日の描写がされています。
歌詞は、このアドレスにアクセスしてください。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND4010/index.html
小学校の低学年のころは、ちびで泣き虫の児童だったように思います。
小学4年の時に、担任していただいた先生の教えで、少しずつ自我が目覚め始め、
中学・高校と叩かれ続けて、鍛え上げられ、今の私の基礎が築かれたのではないかと
思います。
東日本大震災の影響で、震災以後、菅平・峰の原をはじめ、
各スキー場においでいただくお客様は激減し、雪の状態は最高なのに、
とてももったいない状況になっています。
今年の1月から3月まで、菅平のアメダス観測ポイントの記録によりますと、
最低気温が、0度以上にならず、ずっと冬日が続いていました。
私が菅平に来てはや22年目になりますが、こんなに寒かった冬のシーズンはなく、
冬の記憶で残っているのは、菅平で初めて過ごしたウインターシーズンに
2日で2メートルというとてつもない大雪が降ったこと以外、印象的な年はありません。
今年は、大震災も含めて、とても印象深い年になることでしょう。
今後、どのようにして、お客様に信州の素晴らしさをアピールして、
泊まっていただくか正直迷っています。
皆様に泊まってもらってなんぼの世界で生きている私達宿泊業も含め、
多くの業種で、今までとは違った価値観を創っていかなければいけない時代が
来てしまったのだと思います。
ライフラインの一つの電気が、福島原発の事故で、大きくその価値を
揺るぎ始めています。
電気と安全と水は、黙っていてもあるものと安心していた私たちの生活基盤が
崩れてしまい、みんなで工夫しながら使っていかなければならなくなりつつあります。
みんなで知恵を出し合い、今までの価値観を大きく変革しながら、
住みよい環境を再構築していきましょう。
信州のちっぽけな宿屋の親父の独り言でした。