ハッチありがとう

今朝新聞を見ていてびっくりしてしまいました。
志村動物園で全国的に有名になった須坂動物園のハッチが
25日午後9時50分ごろなくなりました。
サンドバッグに抱きついたり、キックをする雄姿を
何度も見せてくれたハッチ。ご冥福をお祈りします。

9歳のハッチは、人間で言えば70代のおじいさんだったそうです。
動物園開園直後の30分ぐらいは、よくファイトをしてくれたハッチ。
年間入場者数が6―7万人だった須坂動物園がハッチのおかげで
20万人以上の入場を記録し、小さな動物園のヒーローでした。
小さなお子様は、「ハッチ」と何度も声を掛け、自分のほうに向いてもらおうと
頑張っている姿がもう見られないと思うととてもさびしい思いがします。

5人の子供を奥さんのクララとの間にもうけ、今は、第5子のクララのおなかの袋と
外とを往復しています。

熱いときなど、ごろんと横たわり、おなかを掻いている姿は、
おじさんそのままの姿で、ちょっと笑ってしまいました。

今日は、ハッチの訃報を各放送局が伝えていますので、
皆さんもきっとご存知だと思いますが、改めて、人気のあったハッチに
ありがとうと伝えたいと思います。